モロッコ王国、通称モロッコの紹介。モロッコ王国の歴史や地理、地方行政区分、経済、文化、国民性など、モロッコ王国に関する基礎的な知識をまとめて紹介しています。
国家体制は国王を元首とする立憲君主制国家である。現国王として在位しているのはアラウィー朝のムハンマド6世である。モロッコの国王はアミール・アル=ムーミニーン(カリフ)を称する。憲法によって議会の解散権や条約の批准権を認められており、軍の最高司令官でもある。 2011年の2月から4月にかけて、アラブの春の影響でデモが発生し、憲法改正が承諾された。同年7月、憲法改正により国王の権限縮小と首相の権限強化が為された[4]。 議会は1996年から両院制に移行し、下院は5年の任期で定数は325議席、上院は9年の任期で定数は270議席である。 2007年に行われた下院選では、保守系の独立党(イスティクラール党とも)が52議席を獲得し第一党、イスラーム主義の公正発展党が46議席で第二党、選挙前の最大勢力であった左派の人民勢力社会主義同盟は大きく議席を減らし、38議席になった。2011年11月25日に実施された下院選挙では定数395議席の内、公正発展党 (PDJ) が80議席を獲得し、第一党となった。政党連合「民主主義連合」を形成する独立党(イスティクラール党)は45議席となった。今回の選挙は、これまで国王任命であった首相が選挙で多数議席獲得の政党から選出される[5][6]。 合法イスラーム主義政党の公正発展党以外にもモロッコ・アフガンやサラフィスト・グループなどの非合法イスラーム主義組織が存在するが、2003年のカサブランカでの自爆テロ事件以降、イスラーム主義組織は厳しく取り締まられている。
参照元:ウィキペディア「モロッコ」
参照元:ウィキペディア「モロッコ」
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